カテゴリ:音楽( 7 )

琴の調べを聴いた夜

 ようやく普通の日記書けます。難解(?)な詩ともつかない散漫な文章に4日間お付き合いくださった皆様すみませんでした&ありがとうございました。予想外にアクセス数減らずビックリしてます。
 さて、本日は予期せぬ仕事上の大トラブル発生で、朝からてんやわんや。前々から訪れると約束していた今晩の演奏会のことも気にしつつ、事態の収束に向けて東奔西走。気がつけばお昼ゴハンさえすっかり忘れていました。それでも気を取り直しつつ、オヤツ時くらいの時間にオニギリ食す。時間は刻々と過ぎて・・・事態はまだまだ収束しないけれど、今日のところ尽くせる手は全て尽くした。うー、実はそれ以外にも気がかりなことがいくつかあるし、気持ちは苛立って頭の中真っ白になったり、いっぱいいっぱい。

b0007815_0191165.jpg でも、こんなときこそ音楽を・・・と思って残務を振り切り、東横線都立大駅近くの目黒パーシモンホールへ足を運びました。mixiのお友達reiさんが出演するということでお誘いいただいていた筝(琴)を中心とした邦楽の演奏会。日頃馴染みのないジャンルなので結構楽しみにしていたのです。
 実際、琴の生演奏は初めて聴くに等しいのですが、予想以上に楽しめました。琴にも色々な種類があるのですね。二十一絃と呼ばれる琴は、うろ覚えで知っている琴よりずっとビッグサイズで低音域まで出るようでした。開演前、ステージに並んだ琴を見て、奏者達がしずしずと和装で出てくることを思い描いていたところ、洋装だったのは予想外(これって固定観念かしら)。とっても新鮮なイメージでした。うー。撮影禁止なのが悲しい。いつもだったらしれっとして撮っちゃう僕だけれど、さすがにそれが出来なさそうな雰囲気なのでした。

 「松の協奏曲」─三種類(?)の琴7名と三味線、尺八による合奏。深い樹海から、差し込んでくる木漏れ日を仰ぎ見ているような心持ちに・・・。何色もの光が束なって白く飽和するようなイメージでとっても心地よかった。右手で弦を軽く叩くような奏法があるんですね。微妙な表現力を感じました。二十一絃がリードするフレーズを、やまびこのように後追いする場面も印象的。
 「トントルナリ」─11人の琴による合奏。一体合計すると何弦あるんでしょうか(笑)。とにかく弦の響きが豪華で贅沢で、音の広がりたるや素晴らしいもの。雅やかであでやか。導入部の低音は二十一絃か。それにオクターブ上(だったかな?)のユニゾンで被っていく箇所でreiさん単独の音色聴こえました。途中、全員でHonky-tonkピアノみたいに調子っぱずれになる箇所も楽しかった。それから、中盤ではなんと11人の奏者達全員が琴を奏でながら一斉に歌い出したのです。予期せず聴けた歌声―”トントルナリ”のリフレイン―とってもカワイイ。白いドレス、スポットに映えて眩しくて素敵でした。
 reiさんの出演はここまでだったので帰ろうかなとも思ったのですが、せっかくなので聴いていくことにしました。後半は、おそらく初めて聴く人を飽きさせないようにとの配慮だと思うのですが、わりあいとっつきやすい曲構成になっていました。あ、おなじみの証城寺のノリのいいアレンジも愉快でしたが、まるでほこりを払うようなアクションで、右手につけた爪で弦をこする奏法もあるのですね。往復ビンタのようにも見えてなんとなくオモシロかった(笑)。あと、個人的に関心があったのは「打楽器」。・・・でもコレ書き出すと止まりそうにないので今宵はここらでやめておきます。

 いずれにしても、優雅な音色が広がる空間に身を委ね、知らず知らずのうちにイライラとトンガリ気分が融けていった夜なのでした。そう、まるでマイナスイオン浴びたみたいに。やっぱり音楽万歳!ですね。reiさん、おつかれさまでした。
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by arly1970 | 2004-11-01 23:51 | 音楽

Rainy Days And Mondays...

b0007815_21463626.jpg 雨降りの月曜日でしたね。こんな日はどうしたって自然にこの歌詞を口ずさんでしまいます。

♪Rainy days and mondays always get me down
 (雨の日と月曜日はいつだって私を憂鬱にさせる)

 しかも今日は雨の日と月曜日が両方一度にやってきちゃいました。本当に久しぶりに、奥行き方向に三段重ねになっているCDラックの裏の裏の裏から、カーペンターズのCDをエイヤと取り出してプレイヤーのトレイに乗せ、プレイパックしてみました。
 トミー・モーガンの消え入るように切ないハーモニカと、ユニゾンでかぶるメロウなピアノで始まるイントロ。Talking to myself and feeling old...と語りかけるように歌うカレン・カーペンターのナチュラルな歌声。2番アタマから静かにかぶってくるストリングスの控えめなオーケストレーション。
 Rainy Days And Mondays-雨の日と月曜日の憂鬱を歌っている曲でありながら、けだるい雰囲気よりもむしろ美しさを感じる曲。暖かくて懐かしい。ヤサシイ気持ちになれる曲です。

 でも、一昨日のブログでもお話したように、このところは憂鬱になりがちなお天気の日でも、次に晴れたトキの弾む気持ちに思いを馳せてポジティブに過ごせるようになってきました。
 雨の日のお気に入り曲といえば、昔からジャズピアニスト"Bill Evans"の"Here's That Rainy Day"。雨音が静かに響く部屋で、アップルティーとクッキーなどを片手にくつろぎながら、降りしきる雨を窓越しに眺めつつ明日への活力を養う。そんなイメージ。
 ところで、Evansのピアノが好きな人と話をしていると、クラシカル音楽のドヴュッシーも好きだという人が多くいるように思います。穏やかで美しい旋律の中にも密かなキラメキを感じる音色。そのへんが似ているのかなぁなんて思います。この間、mixiのBill Evansコミュニティ(そんなのがあるんですねぇ)でその話題をしていたところ、やはり同じようにドビュッシー好きの人が何人かいて、「ロマンティックなんだけどどこかにクールさも備えてるって感じ」だとか、「エヴァンスはドビュッシーの和音を分析して自分のコードワークに用いていたという話を聴いたことがあります。」なんていう音楽理論的なコメントもありました。

 まぁ何はともあれ、明日は眩しいばかりの太陽が久しぶりに顔を覗かせてくれるかしら?
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by arly1970 | 2004-09-27 23:03 | 音楽

悲スィー・・・引き続きキーボーディスト募集中です・・・

 今日はバンド"ef-noTe♪"(エフノート、バンド名決まりました~)のリハーサルの日。
と同時に、目下熱烈募集中のキーボーディスト1名とのセッションの日でもありました。
ジャズ畑出身の方と聞いていたこともあり、わくわくして望みました。

b0007815_2292513.jpgb0007815_2294053.gif と、その前にスタジオにて軽食。どーしてもコロッケパンが食べたくって、わざわざ西武池袋線構内にあるパン屋さんで購入。ジャンボなコロッケがどーんと入っていてブラウンソースたっぷり。美味しいのです。yukiはこの美味しさ、わからないっていうんだけどねー。「炭水化物+炭水化物ってヘンじゃん?」って言うのデス。ヤキソバパンも同じ理由でNGだって。でも、ヤキソバの入った広島焼き(お好み焼き)は好きだっていうから論理破綻してるよねぇ。
あとはスタジオ隣のマクドナルドでアイスコーヒー買いました。そうそう、MJCカードってご存知?このカードをお店で見せるだけで、レギュラーサイズのドリンクやポテトが105yenで買えるのデス。年会費無料でフツーのクレジットカードとしても使えるので、ちょっとオススメですよ。

b0007815_221541.jpgb0007815_2214463.jpg で、肝心のセッションですが、槙原敬之サン似の風貌の、キーボードがよく似合う優しそうな方だったのですが、残念ながら演奏の方は・・・で、ご縁なしという結果になってしまいました。せっかく遠くから足を運んでくださったのですが、とても悲しいです。。。(HIRO、それは悲しみの表情??)
 その後、今日はテナーサックスのきたのくんがお休みのため、5人でミーティング。
 引き続きキーボーディスト募集します。お心当たりありましたら、ぜひぜひご一報くださいませ。(ef-noTe♪一同)

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◆Today's photos(by yuki):
yuki (Vo) /HIRO(Gt)
ヨッシー(Dr)/ちのねチャン(A.Sax)


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by arly1970 | 2004-09-23 22:36 | 音楽

悩ましいデス。人材選び。

b0007815_23321434.jpg 今晩はバンドのスタジオリハの日でした。といってもタダのリハではなく、ちょっと重要な日でありました。我々のバンドは現在キーボーディストを募集しているのですが、今回のインターネットの募集記事で、AさんとBさんの二名から申し込みがあったので、同日に時間をずらしてセッションすることになっていました。4:00p.m.スタジオ入り。我々自身のサウンドチェックをすべて終えてから、まずは4:30p.m.の定刻よりチョット遅れてスタジオ入りしたAさんとのセッションをおこないました。一通りの曲を合わせた後、少しお話をして別れました。6:00p.m.、定刻より少し早く姿を現したBさんとのセッションを開始しました。こちらも一通りの曲を合わせて別れました。

b0007815_2332685.jpg その後すぐに新宿タイムズスクエアにある思いきりアメリカンな雰囲気のレストランバーに移動し、7:30p.m.からスタッフミーティング。議題はもちろん今日のキーボーディストのこと。ピッツァとフレンチフライなどをつまみつつ、スタジオで録音したセッションのサウンドを真剣に聴きながら、AさんとBさんの印象について意見を交わしました。音色選びのこと、リズムのこと、ソロのセンスのこと、時間にルーズでないかってこと。でも、つまるところ、一番肝心なキーボードプレイの力量にしたって、限られた時間で推し量ることは難しいってこと、二人ともう少し話をして人間性ももっと知りたかったってこと、そんなこんなで話はつきることがありません。正直言えば、キーボーディスト人口はとても少ないので、応募が来ること自体決して多くないため妥協も必要ってことだってあるし・・・。[photo by yuki:サウンドチェック中のヨッシー(左)ときたのクン(右上)]

b0007815_23352269.jpg それでも何らかの結論は出せなければいけないわけで、9:10p.m.まで議論した結果、詳しい理由は省略しますが、結論としてはお二人ともお断りしようということになりました。自分たちの力量を棚にあげてそういう決断をしなければならないのは辛いことでもあります。ネットで縁あって知り合って、せっかく時間を割いて来てもらったのに申し訳なく、残念なことでもあります。

 また明日から新たな募集をはじめなければなりません。
 心当たりあれば紹介してください。立候補も希望(笑)
 近い将来、素敵な人材にめぐり会えるといいのですが・・・。

 P.S.竹chan、Bluenoteのカサンドラウィルソン観たかったッス。よかった?

オマケ:悩んでいるyukiの表情4連発。悩んで悩んでヤケ飲みか?!
せっかく「カワイイ」ってcommentもらってるのにイメージダウンだよ?って止めたのに、本人が是非にと希望するもので。
ご意見・叱責お待ちしております。
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by arly1970 | 2004-09-12 23:52 | 音楽

選曲カイギ+お食事会

 今日はバンドの選曲会議の日。新宿厚生年金会館の近くに住むヨッシー(Dr)の家に、yuki(Vo)、ならっち(Gt)、アーリー(B)の4名で集合した。演奏したい曲をめいめい持ち寄って、どれにするか決めるのだ。(Sax隊の2名~きたのくん(A/Ts)、チノネちゃん(As)~は残念ながら都合がつかず欠席。)

b0007815_2331317.jpg 初めて訪れるヨッシーのアパート。ぶったまげたのは目の前に立ちはだかる階段。そのそびえ立ち具合たるや「本当にココを上がるの?」という勢い。酔って帰ったら無事には玄関口までたどりつけないだろうなぁ。3人の共通した感想。しかし、さすがは手馴れたもの、平然と上がってのけたヨッシーが玄関前で言った。「だいたいココで普通の人ははぁはぁ息切れしてますから。」
 うぬぬー。見透かされないようにすかさず息を整えてみた。(が、やっぱり。ムリ~。ゼィゼィゼィ。)
 ドラマーたるもの、こうして日頃から足腰の鍛錬に余念がないらしい。

←見よ、この急勾配!しかもこの上にあと倍くらい残ってる。

b0007815_23364161.jpgb0007815_23413382.jpg 到着すると、飲み物を飲みながら持ち寄った曲を順番に聴いてあれこれ言っていく。ジャズブルース、ジャズボッサ、ポップス、R&Bなど色々出揃った。知らない曲を聴いていくのは楽しい。そうして、バンドとの相性などを加味しながら、それぞれの曲にめいめいが点数を付けていく。結果、新曲候補18曲中、最優先で手がける3曲、その後手がける3曲が確定。パチパチパチ。

b0007815_23565091.jpg 無事カイギが終わると、"Tower of Power"のライヴビデオに食い入るように見入る。一糸乱れぬホーンセクション。これがカッコいいんだなぁ。

b0007815_08043.jpgb0007815_081396.jpg その後、4人で夕食を取ろうと、yukiがホットペッパー誌でみつけた「妖精の谷」というお店へ出向いた。入口の階段を降りきると、すかさずドアの向こうから、背中に羽の生えた純白のドレスに身をまとったキレイ風のお姉さんが出迎えてくれた。よもやコスプレ?!一瞬入る店を間違えたか(歌舞伎町だし)とひるんだが、確かにこの店らしい。気を取り直し、導かれるままに中へ足を運ぶと、何やら遊牧民の住居のような個室テントが立ち並んでいる。我々はテントではなく、右写真のような、豪華ベッドの天蓋を思わせるカーテンで仕切られた個室に通された。(右写真、左側の部屋に我々入ってます。見えないでしょ?)

b0007815_0182168.jpg それにしても、カーテンで区切られた中はとにかく薄暗く、互いの顔すら良く見えない光量だ。
この店のコンセプトは一体何だ?妖精だからファンタジーの世界か?それにしては、かかっている音楽はハワイアンだったり、アメリカンポップスだったり、まったくミスマッチしている。
 メニューを見たがなんだかややこしいので、4人共コース料理を頼んでみることにした。店の雰囲気は怪しかったが、コースはそれなりの値段なので、とりあえず期待をし、待つことにした。最初にオードブルが出た。ローストビーフなど数点。そのローストビーフを一口食べて全員が思った。マズイ。ヨッシーがつぶやいた。「これはあれ。スーパーで売っている丸○食品の焼き豚!」・・・うぅぅ、全員同感・・・。
以下、コース料理は続く。サラダ、グラタン(生じゃがいも?!)、ステーキ(何肉?!)、パスタ(大量バルサミコ酢入り?!)・・・・想像を越える料理の不味さに、一皿届けられるごとに無口になっていく4人。料理が運ばれてきて心ときめくことはあっても、その逆にテンションが下がっていくとは・・・これこそが妖精のイタズラなのか。
 いやいや、ネガティブな記述はしたくない。代わりに、たまたま通りかかった4人組に感想を尋ねてみました。

[医療関係25歳女性]「店自体が間違って”フュージュン”してしまったカンジ!こんなに美味しくない料理はいまだかつて食べたことがない。あ、ちなみに私バンドで歌うたってます。」
[飲食業26歳男性]「外見凝っているが中身は単なる居酒屋。しかも和民の方がずっと美味しい。料理長を呼べぇ!あ、ちなみに僕バンドでドラム叩いてます。」
[損害保険業31歳男性]「混沌としていてまさにカオス。なんでもごった煮の現代社会を象徴している。あ、ちなみに僕バンドでギター弾いてます。」
[医療系製造業34歳男性]「内装コンセプトだけ先行し、肝心の料理、音楽等のトータルコーディネイトに頭(お金?)が回っていない。あ、ちなみに僕バンドでベース弾いてます。」

 食事を終えて外界への階段を上がってみると、なんと大雨!最後まで妖精のイタズラに悩まされ続け、ほうほうの体で家路についた我々でした。
 今度のお食事会は美味しいお店にめぐり会えるといいなぁ・・・。

9/5追記:
思い起こしてみると、オードブルを運んでくるとき「お通しでーす」と「妖精」が言ってたな・・・やっぱり元居酒屋が正体か・・・
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by arly1970 | 2004-09-04 23:26 | 音楽

yukiのリクエストに応えてみたゾ

b0007815_14461942.jpg 昨晩は20:00~23:00まで新宿のスタジオ「ペンタ」にてバンドのリハーサル。はじまったばかりのこのバンド、現在の編成はDr,Vo,Gt,B,T/Ss,Asの6名。アシッドジャズ~ソウル~フュージョン系にヴォーカルをのせた感じのモノ。今のところはそんな雰囲気の選曲でやってます。

 ドラムス担当でリーダーのヨッシー。ヴォーカルのyuki。テナー、ソプラノサックスとフルートを吹き分けるきたのくん(photo上右)、アルトサックスのチノネちゃん(photo上左)。ってことで、ホーン隊は充実しているのですが、コード楽器がギターのならっち一人でふんばっているため、「キーボードプレイヤーが欲しいっ」ってのがみんなの切なる願い。目下大募集中なのだけれど、なかなか人材みつからないものです。そんな折、嗜好の一致しそうな男性を3日前ネットで見つけてコンタクト。もしかすると今回スタジオ入りできるかもということでちょっと楽しみにしていたのだけれど、残念ながら彼の時間の関係で叶わず。次回に仕切り直しとなりました。

 さて今日は、我がヴォーカリストyukiのリクエストにお応えして、ミニphotoギャラリー。それにしてもさ、ここは音楽スタジオ。照明もインチキな中、しかもケータイのカメラで撮影するのはツライもんだ(あ、いつもか。最近ケータイのカメラしか使ってないもんね)。精一杯がんばってこんなもんだ~。まぁ許せ、ユキ。

 再来週はワイワイ選曲会議だねー。いい曲持ち寄りましょお。

Photo byアーリーwith CASIOケータイA5401CA、サックス隊はyuki撮影


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by arly1970 | 2004-08-23 20:46 | 音楽

ベーシスト・アーリー

b0007815_17411417.jpg 考えてみると、ブログを始めてから、一番の趣味であるベースについてまるで語っていなかったことに気付いた。今日はちょっと書いてみようと思う。
 そもそもベースという楽器、ギターとの区別がつかない人も少なくないのではないだろうか。一般的にはギターには6本の弦があり、ベースには4本の弦がある。それぞれの一番低い音を比べるとベースの方が1オクターブ低い。またベースの方がボディーも長くて大きめだ。大きくはそんな違いがある。
 もう少し踏み込むと、ギターは和音で弾くことを重視した楽器であり、一方ベースは単音で弾くことを重視している。もちろんこれは絶対的なことではなく、ギターでも特にソロなどでは単音でグイグイと弾くことが多いし、ベースだって、和音を駆使したフレーズを展開することもある。しかし、やはりなんといってもベースの醍醐味は、単音を用いて、ドラムスのキック(ベースドラムとも呼ばれる低音のタイコ)とシンクロさせて強力なビート感を生み出す点にある。そうして音楽全体の土台を固めるわけだ。土台がしっかりしていると、他の楽器も引き立つし、歌だって歌いやすい。

b0007815_195493.jpg ベースを始めた理由について。幼稚園児の頃は、親父が好きだった「Sergio Mendes&The Brazil '66」というボサノバ、サンバを基調としたグループのレコードを良く一緒に聴いていた。その中でセルジオの奏でるピアノの音以上に関心があったのが、ブン・ブンと響く低音。親父に尋ねるとベースという楽器だという。それ以来、どんな音楽を聴く時でも僕はベースの音を知らず知らずのうちに追いかけて口ずさむようになった。しかし、親父はハワイアンバンドでギターを弾いていたので、我が家にギターはあったものの、残念ながらベースはなかった。仕方ないので、ギターを使ってベースのフレーズを弾くマネゴトベースをよくしたものだ。そんなふうに、憧れつつもなかなか本物のベースに触れるチャンスがないまま小学校を卒業し、中学生になって晴れて自分のベースを手にすることができた。以来、キーボードなども並行してやってはいたものの、バンドの中では常にベーシストでいることが当然であるようになった。

 今メインで使用しているベースはBacchusの5弦モデル。これは低音側に1本弦が余分についており、通常の4弦ベースよりも低い音を出すことができる。ボディーはブラックに塗装されているが、透明度が高く、木目が浮き出て見えるのが密かにオシャレではないかと思っている。ここからは少しだけマニアックなことを語るが、ピックアップはバルトリーニ社製、プリアンプは同じくバルトリーニのX-TCTを搭載している。エフェクト類は多く使わず、スウェーデンのベースエフェクター専門メーカーEBSのコンプレッサー"MultiComp"、コーラスの"UniChorus"、それからレコーディングやライヴ時に"SansAmp Bass DI"などを用いる程度である。

b0007815_18382831.jpg追記:今晩のデザートは、一昨日「プチ家出」した妻が買ってきたパステルのなめらかプリン。やっぱり甘いモノは美味しいのダ。

 美味しいスイーツあったら紹介してくださいナ。
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by arly1970 | 2004-08-19 19:33 | 音楽