セレンディピティ

b0007815_19121773.jpgセレンディピティという語が好きである。serendipityと綴る。
この語、英英辞典を手繰ると次のように定義されている。

ser•en•dip•ity/serndpti/
the fact of sth interesting or pleasant happening by chance
Oxford Advanced Learner’s Dictionary

「思いがけず出会う、楽しかったり嬉しかったりする事実」
「予期せぬ掘り出し物」と解釈しても良いかも知れない。
いずれにしても、探していたものとは別に、偶然によって面白い何かに出会うことをいう。
例えば、「ポストイット」の名で知られる付箋紙が開発されたのはまさにセレンディピティ。
3M社に、強力な接着剤を開発しようと研究に励むスペンサー・シルバーという研究者がいた。
しかし、彼が試作を繰り返した末、偶然に出来てしまったのは、よくつくけれど簡単にはがれてしまう接着剤。
通常なら失敗作として葬られるのだが、彼はそうせず「何か有効に使えるに違いない」と考え、走り回った。
そしてある日、彼の同僚が、賛美歌集のページをめくった時、目印に挟んでおいた栞がヒラヒラ落ちるのを目にしてふと思い立つ。
あのノリを使えばいいんじゃないか。
こうしてジャストフィットする使い道が生まれた瞬間、失敗作が「セレンディピティ」に変わる。

人生の中にもセレンディピティがあちこちに潜んでいるのではないかと思う。
例えば、Yahoo!メッセンジャー。
ずらりと並ぶ名簿リストの中から、趣味の合いそうな人にメッセージを送ろうとする。
ふとした拍子で、リストの一行下の人へメッセージを飛ばしてしまって・・・。
告白すれば・・・実はあなたとの出会いは、そんなセレンディピティだったのかも。
[PR]
by arly1970 | 2004-10-12 19:15 | オピニオン


<< 恋焦がれて・・・ 果実園のメロンジュースと、隅田... >>