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音楽とお花にあふれたウェディング

音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_22322865.jpg -音楽とお花、そしてなごやかな笑いにあふれた素敵なウェディングだった。
 今日は大学時代の友人Kクンから招待を受け、東京べイ有明ワシントンホテルまで足を運んだ。彼とは英文学の授業でよく席を隣にしていた間柄。卒業後もアーリーのライヴには、後に新婦となるAサンを連れてよく顔を出してくれていた。
音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_22475587.jpg 挙式前に受付のお手伝いをした。受付カウンターには、左photoのような二人の名前入り特製ポップアートと、色とりどりのお花があしわれていて来客を出迎える仕掛けとなっていた。彼が現在オールディーズを中心とした中古レコードの通販業を営んでいる関係だろうか、披露宴の席次表や二人のプロフィールなどもご覧のとおり、懐かしいEPレコードのレコード袋を活用して作られていた。しかも出席者全員が別々のデザインという凝りよう。後で明らかになるのだが、この袋、本物だそうで、プレミアムの付いた高価な袋は時価で4,000円もするのだとか。ちなみにアーリーの頂いた右photoの袋は一番お安いそーです。その代わり、後で米俵10kgをプレゼントされた。なんだかわからないけれど得しちゃいました。

音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_2250434.jpg音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_22501396.jpg 結婚式がとりおこなわれたチャペルは、厳かでありながら明るさを伴った上品なつくりだった。そしてここにも列席者の座席にあしらわれた可愛らしい数々の花。花-。式が始まり、賛美歌312番を合唱するといつもながら厳粛な心もちになる。さらに、オルガンによるG線上のアリア。甘美で荘厳な音色と旋律-このときばかりはアーリーも神妙な心もちになり、どういうわけか何かを誓いたくなったりする(笑)
 また、照明の具合でphoto撮影できないのが残念だが、指輪交換~誓いのkissの際は、背後のカーテンがサッと開け放たれた。ぱーっと差し込み飽和する白い日の光。と、同時に視界に飛び込む一面の海。素晴らしいロケーションだった。
音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23113086.jpg 退場の際の演出はこれまで見たことのないもので、ライスシャワーならぬ「シャボン玉シャワー」。女性の列席者全員が祝福の証としてシャボン玉を吹いて見送る。そんな小粋な演出であった。(photo右)

音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23343243.jpg 少し時間を空けて披露宴に移る。今日の選曲は新郎新婦が全てセレクトしたという。最初の曲は1963年のヒットナンバー"One Fine Day"。ノリノリのリズムと共に新郎新婦が入場し、ひな壇に座る。頭上に掲げられた3種の国旗。ん?何かおかしい。左から、イングランド、UK・・・はて一番右は??隣に座った見知らぬ「友人」達とヒソヒソ話を始めたが、誰一人答えのわかる者はいないまま。
音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23425567.jpg音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23472577.jpg ケーキカットのBGMセレクションは1959年のヒットナンバー"Moonlight Serenade"。新婦が大好きだというイギリスの国旗に見立てたケーキが目に楽しい。
 キャンドルサービスはハートの輪郭を形作っている小さなキャンドルと真中に立った大きなキャンドル。小さなキャンドルの最下段に点火すると、順々に燃え移ってハート型の炎ができあがる仕組みとなっている。メインキャンドルに点火すると拍手も最高潮に達した。
 デザートに移る段でまた目に楽しい演出があった。デザートの名前は「ベイクドアラスカ~炎のアイスクリーム~。

音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23544772.jpg音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_23592161.jpg音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_235933.jpg 最前列に出たシェフが、冷たいアイスクリームにオレンジリキュールをかけてフランベする。一気に立ち上る青い炎に女性客達から歓声とため息がもれる。
 そんなふうに楽しませてもらった宴もいよいよ終盤。お約束の独身女性へのブーケ贈呈。新婦が持つブーケから出たブルーのリボンの一端を女性達が持って引く。見事にブーケを手にした女性はひときわ嬉しそうな顔で、お祝いの言葉を述べていた。
音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_017147.jpg音楽とお花にあふれたウェディング_b0007815_092793.jpg たいていの披露宴ならば、最後に新婦から両親への手紙の朗読があるのだが、今回は二人の「涙ではなくみんなに笑顔でいて欲しい」という意向から、1968年のビートルズのナンバー"Strewberry Fields Forever"をBGMに花束贈呈となった。明るくて切なくて、懐かしく、そして未来への希望にあふれたとても似つかわしい選曲だと思った。

 -音楽とお花、そしてなごやかな笑いにあふれた素敵なウェディングだった。

追記:緑の十字の旗の謎解きありました。新郎によれば「工事現場にある『安全第一』ですよ」とのこと。未来の家庭の安全を祈願して、というシャレだそうだ。どこまでマジメだかジョークなのか相変わらずわからないKクンの本領発揮といったトコロか。
 いずれにしても末永くお幸せにネ!!
by arly1970 | 2004-10-02 23:39 | 友人


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