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篠突く雨と尾鷲傘

篠突く雨と尾鷲傘_b0007815_20514729.jpg 篠突く(しのつく)雨とはこういう日のことを言うのだろうか。先週末から曇り空と雨の話題にはことかかない。
 尾鷲傘(おわせがさ)と呼ばれる傘をご存知だろうか。全国の年間平均降雨量は、気象庁資料によると1,718mm、対して三重県尾鷲市では4,000mmを越えるそうだ。大変雨量の多い市である。このような地域事情を汲み、尾鷲市のある傘店が特別な仕様の傘を作りはじめ、これを尾鷲傘と称するようになって普及していったということである。
 尾鷲傘の特徴として、通常の傘の骨は8本が主流であるが、尾鷲傘では12本あること、傘全体がひとまわり大きいということである。強靭な作りが住民のニーズに合って尾鷲傘として定着するようになったという。アーリーは今まで三重県に出張の機会は何度かあったものの、雨天に見舞われたことがなかったため、残念ながらそのことに思い至らなかったし、現物を見たことさえない。
 実を言えばアーリーもこの傘については、つい最近、三重県出身の友人アリちゃん(アーリーとは別人)から教えてもらって初めて知った。
篠突く雨と尾鷲傘_b0007815_20534423.jpg このような傘があれば、今日のような悪天候の日には心強いが、それよりも早くカラっとした秋晴れにお目にかかりたいところだ。

 雨をしのびつつ聴く音楽も、もう尽き果ててしまったのだから・・・。



 P.S.この傘、東京でも手に入るのかしらん。お持ちの方いらっしゃいますか?
by arly1970 | 2004-09-29 21:01 | 日記


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